じゅっ

2010年1月25日
じゅっ
月曜日。
それは毎週、ちょっと早めに起きなきゃいけない日。

月曜日。
みんなで寝ぼけながら支度をする朝の光景。


それは、いつものようにストーブのスイッチを入れて、

いつものように朝ごはんを食べて、

いつものように準備をしていた、いつものような月曜日。


ハナはあたしたちと一緒に寝ているんだけど、起きるときはほっとけないので
強制的に起こして下に連れてくる。
やや、寝かせてあげたいんだけど、寝てると思ってても起きちゃうことがあるもんでね。
それでベッドから降りようとして、下手に着地してケガをしちゃったり
いらんもんを齧ったりしちゃ大変なので、起きるときはかわいそうだけど一緒に連れてくる。
それは月曜日に限らずいつものことで、この日もいつものように下に連れてきた。


そして、暖かいのが好きなハナは、自分の定位置とばかりにストーブの前に行き、
我が物顔で暖を取る。これはいつもの光景で、ストーブの前のハナはおとなしいから
あたしたちも朝は特にそのままほっとく。

そう、いつもの光景。
いつもの光景だったのに、



このとき、ハナは立ち上がって


    じ ゅ っ


って音がしたのと、ほぼ同じタイミングで近くにいたアイちゃんがハナを蹴った。




ハナは、熱風の出るストーブの口に

手をついて、覗き込んだのだ。


一瞬で、ひげとまゆがちりちりに焦げたハナ。
とっさに危険を察してハナをストーブから引き剥がしたアイちゃん。
あたしは、あっていうだけが精一杯だった。


幸い、手はちょっと火傷した程度?ちょっと気にはしてるけどケガはなく
ひげとまゆは生えてくるまで待つしかないけど、大事に至らずに済んだ。


ほんっっっとに おばかさん!!!
前も熱風でひげが焦げちゃったんだよ。
やっと生えそろったとこだったのに!!!
ハナもちょっと油断してたんだろうな。
ほんとにほんとに、おばかさん。

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