怒涛と突然

今年は紙日記も頑張るぞ！と思っていたのですが
書けないまま２月になっていました。

そして、１月２８日
我が家のヤンママ、サクラが虹の橋を渡りました。

それも突然に。

＋＋＋

２５日土曜日、土日には珍しくあたしはスクールへ行く予定で
寝てるアイちゃんを放置して、朝ファミリーのお世話をしてて。
いつも通り、いやむしろ元気にペレットを食べるみんなを眺めて
ストーブ前での３ショットを撮ったりして、ほんといつも通りでした。
帰ってきてからのことも記憶に残らないくらい。
何気ない日常。

翌２６日日曜日、ふたり用事もなかったのでのんびり起きて、いつも通り。
ストーブの前に来たサクちゃんは、あれ？ちょっと軟便。
前もあったんだよね。昨年１１月、食欲不振に気付いたきっかけ。
キャベツの食べすぎ？と疑うような。
好きだからって昨日アイちゃんがあげすぎたのかなー（一日任せてた）
ちゃんとご飯も食べさせなきゃダメだよー
そう言いながら、掃除をしながら見守っていた。

今日のサクちゃんはご飯を食べない。おやつも食べない。
そしてお腹の調子が良くない。

雪予報が出るくらい冷えた日だった。
我が家のエアコンは低めの温度設定なので、冷えたのかな。
ストーブ前で温まってもらおう。

薬入りの豆乳をあげて、サクのペースに寄り添って、
あ、毛布の山に行くのね、見守った。
サクラは手を出されるのを嫌がったしビクつく仔なので
サクちゃんのストレスののないように。

起きてからペレットを数本食べたので、ほんと冷えたんだなって思ってた。

夜、いつもと様子の違う粘膜便（軟便の周りに粘液が付着してる）を発見。
病院へ行こうと決意。
でも翌日は雪予報。
アイちゃんは打合せをキャンセルして仕事を休んでくれることに。

病院へ向かいながら診察の予約。
下痢が続いたので途中のコンビニで箱ティッシュをウェットティッシュを買った。
箱ティッシュ家に忘れたのは盲点だったー！！

下痢が続いたので心配なのは脱水症状。点滴はしてもらいたい。
先生の触診で膀胱に違和感があったのでレントゲンとエコー検査を。

でも、それで分かったのは腸の動きがないことだけ。
先生は弛緩していると言っていた。
通常はぐるぐる動いているのに、力がないようだと。

とりあえず点滴をして家に戻ると、小屋の寝床に籠るサクラ。
ツラいね、早く良くなるといいね。
そう言いながら一日が終わり、寝たんだけど

まさか翌朝、サクラがダッシュで旅立っているとは。

ちゃんと看取りたかった。そばにいれば良かった。
一緒に寝れば良かった。昨夜の自分を恨んだ。

夜中、ふと目が覚めてリビングに降りたアイちゃん曰く、
３時半はサクラが体勢を変えてヒューイヨを抱え込むように動いていたらしい。
あたしが目にしたのはヒューイヨの頂と横に降り両腕を広げたサクラ。
きっとヒューイヨを抱きしめて旅立ったんだね。
広げた両腕の間にヒューイヨが潜り込んでいったよ。


＋＋＋


今までハナ、ムサシと魂の灯が弱っていくのを見てきた。
ハナは病院での回復を祈って預けたけど、それが仇になった。
だからムサシは何があっても手元でと、腕の中で旅立った。
サクラはサクラのペースを尊重して、嫌な思いをさせないように。。。
思えばサクラは灯が弱まるのを見せてくれなかった。
だから思い出のサクちゃんは元気なサクちゃん。
見てないときはペレット食べれてます、の元気なサクちゃん。
表情が愛くるしい唯一無二のサクラちゃん。


＋＋＋


そうして我が家はヒューイヨだけになりました。
ハナ、ムサシ、サクラ。
基本的に単頭飼いばかりでした。

前に戻っただけ。

そう思ってもやっぱりゲージがさみしいな。
まだふたりとも違和感を感じているようです。少しでもケアしなきゃ。
生活の中心がヒューイヨ。
サクラの偉大さを感じる日々です。